ボロブドゥールはサンライズツアーで絶景を見れると評判の、インドネシアにある世界遺産です。あまり日本人にはメジャーな観光地ではないですが、バリから日帰りでも行けるため、バリの滞在中に参加できるツアーなどもあります。
今回はボロブドゥールへの行き方やホテルマノハラのサンライズツアーへ参加してきた詳細をまとめています。あまりガイドブックにも詳細が書かれていない観光地なので、できるだけ詳細に記事にまとめました。
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バリから日帰りでも行ける世界遺産ボロブドゥール
場所
・インドネシアのジョグジャカルタという街
・バリ→ジョグジャカルタまでは飛行機で1時間
・ジョグジャカルタのバスターミナルからはバスで1時間半。
※記事の後半に詳しい行き方を書いています。
バリから日帰りで行く場合はツアーに申し込むのが楽です。
参考:バリ発のボロブドゥールツアーを探す
滞在時間
・ボロブドゥール単体では、ざっと見て回れば3時間ほど。じっくり見たとしても5~6時間ほど
・周辺の遺跡もめぐる場合は半日から1日かかると見積もっておいた方がいいでしょう。
おすすめの時間帯
・ボロブドゥールは日の出を見る「サンライズツアー」が人気。
ボロブドゥールの敷地内にあるホテル「マノハラ」が開催しています。わたしたちもこのサンライズツアーに参加しましたが、ここまで魅力を伝えられる写真を撮影できなかったので、この1枚のみお借りしました。
・インドネシアは日中かなり暑いので、早朝の涼しい時間にボロブドゥールを見るのはおすすめです。
ボロブドゥールのサンライズツアーに行ってきた!
ホテルマノハラからサンライズツアーに出発
午前4:20 ホテルマノハラに到着
日が昇る前にボロブドゥールの敷地内に入れるのは、「マノハラ」が開催しているサンライズツアーのみです。毎日開催していて、人数に制限はないので、4:20にマノハラに向かい、チケットを購入しました。宿泊者以外も参加できます。
宿泊者以外は450000ルピアでチケットを購入できます。(日本円で3700円ほど)
午前4:30 手持ちのライトと地図を受け取り、出発
マノハラが用意してくれている手持ちのライトと地図を受け取り、出発します。真っ暗の中、ボロブドゥールまで歩き、一気に頂上まで登っていきます。
ボロブドゥールの頂上で日の出むかえる
午前5:00 ボロブドゥールの頂上に到着
頂上に着いたときは、まだ周りは真っ暗。意外と人数は多く、みんなで同じ方角を向いて待ちます。
午前5:20 夜があけて、明るくなりだす
ここから一気に明るくなっていきます。
午前5:26
午前5:28
この日は雲が多く、明るくなってきたものの、きれいな日の出は見れませんでした。
ただ、朝の涼しく透き通った空気の中、明るくなっていき、ボロブドゥールの全体像が見えてくるのは幻想的です。
午前5:31
思い思いにボロブドゥールを探索
写真を撮りながらボロブドゥールめぐり
三脚の持ち込みも問題なかったため、ゆっくり撮影しました。
鈴のような形をした円形型の塔は「ストゥーパ」。このストゥーパの中には、1つずつ仏像が中に入っていて、昔は触るといいことがあると言われていたそうです。いまは保護の観点から、ストゥーパの中の仏像には触れないように言われました。
午前6:45 一段一段下り、レリーフを鑑賞
暗闇の中一気に頂上まで登ってきたので、一段一段下っていきます。
どこを撮影しても絵になるため、なかなか進みませんでした。マノハラのサンライズツアーは、特に遺跡を解説してくれるわけではないので、自由に見て回ります。
レリーフのある回廊を見て回ります。ここは正直ガイドブックに記載してあることしか、分かりませんでした。
日の出から1~2時間ほどたつと、人の流れは落ち着く
日の出の時間帯は、同じ方角に向かって観光客の全員が待機していたため、混雑していました。しかし日の出から2時間ほどたつと落ち着いた空気になります。
ボロブドゥールの撮影は周りの人が入らないように撮影すると、幻想的な写真が撮れるため、人が少ない時間帯にがんばって撮影するのをおすすめします。
午前7:25 地上に戻り、ボロブドゥールを見上げる
地上に降りて、真っ暗な中登ってきたボロブドゥールを見上げます。想像以上に大きい!
午前7:35 もう一度頂上を目指す
雲がなくなってきたので、頂上から晴れたボロブドゥールを見たいと思い、もう一度頂上まで登ります。
お坊さんもいました。
日の出から4時間ほどたち、この時間になるとだいぶ暑くなってきます。
青空の中のボロブドゥールを見れて満足。
マノハラに戻り、おやつとお土産をもらう
午前8:00 マノハラに戻る
ボロブドゥールは本当にジャングルに囲まれた場所にあります。マノハラまでの道のりも、緑しかありません。
マノハラの入り口にはかわいい看板があります。
ホテル内の敷地の街灯には、ボロブドゥールのストゥーパがかぶされていました。かわいい…!
午前8:10 マノハラのレストランでバナナケーキを
サンライズツアーには、マノハラのレストランでの簡易的な朝食も含まれています。
バナナケーキとコーヒーをいただきました。レストランからはボロブドゥールも見えます。
午前8:30 フロントで懐中電灯を戻すとお土産が
休憩もでき、フロントで懐中電灯を戻したら、お土産をいただきました。
ボロブドゥールのストゥーパが描かれています。
サンライズツアーはここまで。わたしたちは、ボロブドゥールの頂上についた午前5:00ごろから、8:00すぎまで観光していましたが、それでもゆっくりした方だったと思います。ざっと見たらもう少し短い時間でもまわれると思います。
ボロブドゥールのサンライズツアーは、当日マノハラへ行けばOK
日の出を確実に見れるのは、マノハラのツアーだけ
ボロブドゥールでサンライズツアーに参加しようとすると、複数のツアーがでてきますが、マノハラのツアーに参加すべきです。
理由としては、マノハラはボロブドゥールの敷地内にあり、開園前に唯一ボロブドゥールの敷地内に入れるためです。他のツアー会社に依頼すると、ボロブドゥール以外の場所から日の出を見たり、開園7:00以降に敷地にはいったりする場合があります。
ジョグジャカルタ発のツアーも、5:00ごろボロブドゥールについてマノハラのツアーに合流するものもありますが、5:00を過ぎてしまうと一気に日が登ってきてしまい、日の出に間に合わない場合もあります。
確実にボロブドゥールから日の出を見たいという方は、マノハラのツアーに参加してください。宿泊者以外も参加できます。
事前の予約は不要。人数の制限はなし
マノハラのサンライズツアーは事前の予約は不要です。人数の制限はないため、朝マノハラに向かいチケットを購入すれば問題ありません。
わたしたちは事前に連絡したところ、4:20にホテルに来てほしいという連絡をもらっていたため、当日は4:20までにホテルに向かいチケットを購入しました。
この時間はもしかしたら変更されている場合もあるかと思うので、これから行かれる方は事前に出発時間の確認をしておくといいでしょう。
ボロブドゥールに持っていくべき持ち物
ボロブドゥールは1000年近くジャングルの中で眠っていたというだけあって、周辺には畑とジャングルぐらいしかありません。想像しているよりも何もありません。
滞在したホテルは田んぼに囲まれていました。
そのため、事前に必要なものはジョグジャカルタで調達してからボロブドゥール周辺に来るようにしたほうがいいと思います。
遺跡の中では何も売っていないので、飲み物は必須
ボロブドゥール遺跡の中は、何も販売していません。遺跡に入る前に飲み物を調達しましょう。
日中はかかなりの暑さになります。わたしたちは8時ごろまで観光していましたが、それでも暑くてそれ以降の時間は厳しいと思いました。日中観光する人は水分補給をしっかりできるようにしてください。
日陰がないので、日よけになるものを持参
ボロブドゥールは日が昇ると日陰がなくなります。周辺のジャングル内は涼しいのですが、遺跡をめぐるのはどうしても直射日光を浴びるので、帽子や日傘など日よけになるものを持参しましょう。
東南アジアは急に雨が降ってくることも多いので、雨天兼用の小さな傘があると邪魔にならず便利です。
レリーフについて解説のあるガイドブック
もしも、購入したガイドブックに少しでもボロブドゥールのレリーフについて解説があれば、持っていくようにしましょう。
ボロブドゥールには細かく描かれたレリーフがたくさんありますが、ただ見ていても意味は分かりません。少しでも解説してあるガイドブックを持っていくと、レリーフに書かれている意味が分かるので、遺跡めぐりを楽しめます。
わたしたちは、地球の歩き方のインドネシア版を持っていきました。
ボロブドゥールまでの行き方
格安で行きたいならバス。乗車場所は2種類
下記のどちらの場所から乗っても所要時間は1時間ほど。200円で行けます。
①ギワンガンターミナルから
ギワンガンターミナルには、トランスジョグジャというバスで行けます。トランスジョグジャは、バス停に行くと、必ず乗車チケットを売っている人がいるため、その人に行き先を伝えると、どのバスに乗ればいいか教えてくれます。
ギワンガンターミナルからは毎日6:00~16:00まで毎時2本間隔で、ボロブドゥール行きのバスが出ています。
②マリオボロ通り周辺のジョンボルバスターミナルから
マリオボロ通り周辺では、ジョンボルバスターミナルからもボロブドゥールに行けます。
ジョンボルバスターミナルまではジョグジャカルタの2Aや2Bに乗れば行けます。
ボロブドゥールからジョグジャカルタ方面に帰るのは、17:00発が最終なので気を付けてください。
バスがない時間帯ならタクシー
ジョグジャカルタからボロブドゥールへは16:00発のバスが最終になってしまうため、それ以降の時間帯で行きたい場合はタクシーになります。
わたしたちは3000円ほどで行けました。バスに比べたらかなり高いですが、1時間半タクシーに乗って3000円と考えると、使うのも手かと思います。
ツアーや車のチャーターも
サンライズツアーは厳しいですが、ジョグジャカルタ発のツアーもあります。自分で行くのが不安な方は活用してみるといいでしょう。
また周辺の遺跡をめぐりたいという方は車をチャーターするのもいいと思います。料金の相場は3時間~12時間で350000~800000(3000円~7000円前後)
車のチャーターは荷物を持って移動することもなく、楽に観光できます。
バリから日帰りでボロブドゥールに行く場合
おすすめは遺跡の周辺で1泊して、サンライズツアーに参加することですが、バリから日帰りで行くことを考えている方もいると思います。
正直バリから日帰りで行くと、体力的にはかなり厳しいと思いますが、ボロブドゥールの絶景は見る価値あるので、1日がんばって観光するのもいいと思います。
まとめ:神秘的な空間が好きな人には、ボロブドゥールのサンライズツアーはおすすめ
わたしたちははっきりとしたサンライズを見れませんでしたが、それでも暗闇の中からだんだんと明るくなってボロブドゥールの全貌が見えてくる様子には感動しました。
同じように必ずしもきれいなサンライズを見れるとは限りませんが、ボロブドゥールは神秘的な遺跡です。迷っている方にはぜひ行ってみてほしいと思います。
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