たくさんの人を魅了する台湾・九份。台湾といえば九份という方も少なくないのでは!?
この記事では実際に九份に行ってきた私たちが、『九份』らしい写真スポットや、九份のおすすめ観光地、台北からの行き方まで、地図つきで分かりやすく解説します!
九份はコンパクトな街なので、3時間ほどの滞在でも満喫できます。
これから九份に行きたいと思っている人は、参考にしてみてください!
★HISでは航空券(サーチャージ込み)・ホテル・食事つきで、九分に行けるツアーが86800円からありますよ。九份は台北の中心地から1時間半ほどかかるので、ツアーで行けると便利です。人気のものから埋まってしまうので、早めの予約がおすすめ。(参考:台北・九フン・十分を巡る 台湾4日間 86800円〜【HIS】)
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
九份ってどんな街?九份の景色の魅力
九份の魅力はずはり、19世紀末に造られた街の路地や石段、酒家(料理店)などの建物が当時の雰囲気のまま多数残されていること。
日本とはどこか違う、だけど懐かしいような雰囲気の街並みや景色が特徴で有名な街になりました。
夜景を見下ろしたときの神秘的な美しさには、誰もが虜に。
ノスタルジックな街を歩きながら、屋台でグルメに舌鼓を打ったり、雑貨屋さんでかわいいおみやげを探したり、ちょっと歩き疲れたらカフェで一休みしたり。
大きな街ではないですが、その分楽しさが凝縮されています。
2003年に公開された『千と千尋の神隠し』の街並みのモデルとされ(公式には否定されています)、日本からも観光客が多く訪れるようになっています。
九份の有名写真スポット・観光地4選!
九份にはメインとなる通りが2つあり、そこを中心に観光をします。
九份に行ったら、ここだけは行きたい!という有名観光スポットを紹介します。
1.九份といえばここ!一番有名な撮影スポットで写真を撮るべき!
九份といえばこの写真の場所を思い浮かぶ人が多いんではないでしょうか!?
赤提灯とお店の明かりが輝く、心惹かれる風景で、九份でもっとも有名な景色。
この場所、実は案外分かりにくい場所なので、どうやって行くか詳しく説明します!
この写真を撮れるお店は、阿妹茶楼の向かいにある海悦樓茶坊(かいえつろうちゃぼう, The Skyline Teahouse)というカフェです。
このお店は外にテラスがあり、更に3階建てになっているので、そこから阿妹茶楼を見下ろすように撮影が出来るのです。
せっかくなのでこのお店で休憩がてら写真撮影をしてみてはどうでしょうか。
このお店はかなり混雑するので、予約をしておくのがおすすめ。日本語サイトで簡単に予約できるプランもあります。(参考:【台湾・九份】眺望が自慢の茶芸館・海悦楼茶坊:東方美人茶+お茶菓子セット 1422円)
時間はないけど、どうしてもここで写真を撮りたいという人は、1階のお店の入り口の前から撮るのもありです。
どうしても低い位置からにはなってしまいますが、それでも九份らしい写真が撮れますよ。位置は低いですが、きれいな写真が撮れます。
営業時間:9:00〜21:00
定休日:基本的にはなし
住所:224 台湾 新北市 瑞芳区
2.阿妹茶楼(あーめいさろう)
どうやらこの場所が『湯婆婆の油屋』という話があるみたいです。確かに映画の中でも何度も見たような光景です。
ちなみに阿妹茶楼もカフェになっているので、撮影した後はちょっとお茶や飲茶で休みませんか?
九份全体に言える事なのですが、街自体が山の上にあるので、開けた場所ならだいたい海が見れます。
もちろん阿妹茶楼からも良く見れます。なので台湾の風を感じながら海を眺めて一息ついてみるのもオススメです!フォトスポットになるような場所がいくつもありますよ。
営業時間:8:30〜翌2:30
定休日:なし
住所:224 台湾 New Taipei City, Ruifang District, 市下巷20號
3.九份観光のメインストリート基山街
台北からのバスを降りるとすぐ近くにセブンイレブンがあり、その横の小さな入り口から進んでいくのが、九份観光のメインストリート『基山街』です。
基山街を進むと、道の両側には小物や雑貨、様々な食べ物を売るお店が所狭しと並んでいます。
下記の2つのグルメは九份名物なので、ぜひ味わってみてください。
九份名物のイモ団子
イモの粉を練り団子状にしたスイーツ。
ほんのり甘いシロップと、モチモチの食感がやみつきに!
九份の名物スイーツなので、九份ではマストで食べてみてください!
九份にはいたるところにイモ団子のお店があります。
ピーナッツ味のクレープ
こちらも九份名物のスイーツ。ピーナッツ飴を削り、アイスと一緒に挟んでクレープにしたもの。
香ばしいピーナッツの香りと甘さが絶妙!
食べ歩きもできるので、気軽に楽しめるスイーツです。
4.階段の街並みがきれいな竪崎路
九份観光のもう一つのメインストリートは竪崎路です。
この道へは基山街を進んでいくか、「舊道口」バス停(基山街への最寄バス停)の少し手前の『九份老街』バス停で降りるかの2択です。
しかし『九份老街』で降りると、坂道を少し登っていかなければならないので、基山街を通るルートがオススメです。
さらにこっちはルート全体で階段が多いので、通る際には注意してください。
こちらも映画でも観たような気がする風景ですね!いかにも『九份』といった感じです!
別の角度から。やっぱり映画でも観たような風景です。こんなに狭くはなかったけど(笑)九份に行くならやっぱり夜も散策したいですよね!
九份は日帰りでも行ける
私たちは九份に1泊2日で行きましたが、九份は日帰りでも十分行けます。
とてもコンパクトな街なので、3時間もあれば行きたいスポットをまわれます。
ちなみに僕たちは「aruco台北」を見ながら観光しました。かわいいお店の情報や台北とのアクセスも載っていてとても便利でした!
次の章からは、台北からの行き方を紹介していきます。
どうやって行くの!?台北から九份への行き方
- バスのみで行く
- 鉄道とバスを使う
- 現地発のツアーに参加
- タクシーで行く
楽に行きたい人は、HISがおすすめ
楽に行きたい方はあらかじめツアー内容に九分が含まれているものを予約しましょう。
HISでは航空券(サーチャージ込み)・ホテル・食事つきで、九分に行けるツアーが86800円でありますよ。
九份は台北から1時間半ほどかかり、個人で行くのにはちょっと面倒な場所です。
でもツアーで九份の観光も含まれているものを申し込めば、バスに乗って楽に行けるのでいいですよね。(参考:台北・九フン・十分を巡る 台湾4日間 86800円〜【HIS】)
初めて台湾にいく人には、おすすめのツアーです!
台北発で九分を日帰りで観光できるツアーも便利
台北発で九分を日帰りで観光できるツアーもたくさんあります。
2000円以下でも台北発のツアーに参加できるので、交通面など心配な人はツアーもおすすめです。
特にKKdayというサイトが最安値でした。世界中80ヶ国以上の現地ツアーの予約ができて、他のサイトよりかなりお得な値段になっていることが多いです。
参考:【台北出発】九份・野柳・十分観光1日ツアー 1790円〜!
また、往復のバスを予約できるプランもあります。帰りのバスも予約できるため、混雑してなかなかバスに乗れない、なんてこともありません。
参考:台北 – 九份 往復送迎バス乗車チケット:午後出発・日帰り観光に便利!1360円〜
KKdayは日本語サイトで予約でき、カスタマーサポートもあるので安心ですよ。
ここからは鉄道とバスで行く場合のメリット・デメリット、行き方を紹介していきます。
台北中心部からバスなら、乗換えもなくて楽ちん♪
台北中心部からも九份に直接行けるバスが出ています。
MRT(台北地下鉄)南港線「忠孝復興」駅の2番出口付近から、基隆客運の「九份・金瓜石(路線番号1062)」行のバスがあり、30分間隔で出ています。
料金は片道$95(およそ¥313)、所要時間はおよそ60~80分ほどです。
乗り換えの必要がないので鉄道を利用する方法よりも楽に行けます。降車バス停は鉄道を利用するときと同じ、「舊道口」バス停で降ります。
引用:1062 台北中崙 – 中山高 – 金瓜石 時間表│基隆汽車客運
鉄道とバス利用。本数も多くて安くて便利!
瑞芳駅はほとんどの列車が停まりますが、普悠瑪号(プユマごう)と太魯閣号(タコロ号)の一部が停まらないので、乗車前に停車駅の確認をしてください。
瑞芳駅からは駅の真ん前にあるバス停から、九份経由金瓜石行きのバスに乗り、15~20分ほどで「舊道口」バス停に到着。料金は$15(およそ¥50)です。
日本でもおなじみ、セブンイレブンから広がる基山街という通りが九份散策のスタートです!
タクシー。究極の贅沢。
鉄道やバスを利用して行く方法をご紹介しましたが、一番のめんどくさがり屋、もしくはバスに乗るのすら不安だという人にオススメなのがタクシーの利用です。
台湾のタクシーはメーター制です。後々トラブルに遭わないためにも、乗ったときにはきちんとメーターを使用しているか、メーターはちゃんと動いているかを確認しましょう。
目安としては台北駅から九份の「舊道口」バス停までだいたい$845(およそ¥2,800)です。もちろん交渉してみるのもいいと思います。
参考:台湾のタクシー情報、安全性と料金についてのまとめ│台湾自由人
1泊2日でとことん満喫!九份観光
私たちは昼間と夜のどちらの景色を見てみたかったので、九份に1泊することにしました。
その時の行った様子を詳しくレポートします!
台北から九份行きのバスに乗る
MRT(台北地下鉄)南港線「忠孝復興」駅の2番出口付近から、基隆客運の「九份・金瓜石(路線番号1062)」のバスに乗り九份に行くことに。
台北を14:00ごろ出発して、九份には15:30ごろ到着。
このバスは台北から30分おきに出発しているので、特に予約などしなくてもすぐに乗れます。
ホテルにチェックイン
まずはこの日宿泊するホテルに行き、チェックインをしました。
九份は民泊のようなところが多いですが、お部屋は十分清潔!
インテリアがかわいくって、お部屋で過ごす時間も楽しかったです。
九份で食べ歩き
あいにくのお天気で、かなり雨が降っていましたが、九份を散策することに。
名物のピーナッツクレープや小籠包を食べられて、大満足。
かなり混雑していましたが、九份はふらっと入れるお店がたくさんあるので楽しいです。
夜ごはんには、台湾名物の魯肉飯(ルーロンハン)も食べました。
楽しみにしていた夜景の撮影
九份で一番楽しみにしていた、夜景の撮影。
人が多くてかなり大変でしたが、九份らしい写真が撮れて嬉しい!
赤提灯がたくさん灯った様子は、幻想的ですよね〜。
19:00ごろまではかなり混雑していましたが、その後はみんな台北に戻るらしく、写真撮影をしやすかったです。
20:00ごろには、ほぼ人のいない九份を撮影できました!
この日は撮影をした後、ホテルに戻ります。
朝の清々しい九份を満喫
朝起きてからも九份の撮影に行ってみました。
前日の混雑とはうって変わって、静かな九份。
明かりが灯った提灯も素敵だけど、朝の雰囲気もお気に入りに。
撮影をしているうちに段々と混んできて、9:00ごろには団体客が到着するように。
朝の静かな九份は8:30ごろまでかなと。
台湾グルメを堪能
タロイモから作られるイモ団子の「芋圓(ユーユェン)」や、台湾麺を食べることに。
台湾は本当にごはんがおいしくて、大満足!
この後はホテルをチェックアウトして、猫村に向かいました。
朝と夜の九份、どちらも素敵なので1泊するのもおすすめです。
▼実際に台湾に行った旅行記はこちら
【台湾旅行記】絶景、雑貨めぐり、カフェを満喫!3泊4日の旅(前編)
九分と一緒に行きたい観光地
九份の近くには『台湾観光を絶対に楽しむためのベスト8!ここに行けば間違いなし!』の記事でもご紹介しましたが、九份の他にもオススメしたい場所がいくつかあります。
猫が好きなら絶対行くべきの猫村
猫ちゃんがいっぱいの村で遊んで癒されませんか?九份の最寄駅「瑞芳」からもう少しだけ列車に乗ったところの「猴硐(ほうとん)」という街です。
街のいたるところに猫ちゃんがいることから『猫村』とも呼ばれていて、『アジア3大猫スポット』にも数えられています。
猫村にはおしゃれなカフェが何軒もあり、特に『HIDE & SEEK cafe』では猫ちゃんをかたどった、かわいい猫シュー(およそ¥300)は、猫村に行ったからには外せません!
思いがけないところに猫ちゃんがいるので、いろんなの猫ちゃんを探してみてください!
猫村の詳しい内容は、下記の記事にまとめました。
猫好き必見!台湾の猫村に行ってみた!行き方やおすすめのカフェまとめ
アクセス
台鉄宜蘭線で「猴硐」下車。「猫村」へは、駅舎の右手にある猫橋を渡る。
猫シューのあるカフェは渡辺直美さんのこちらの本にも紹介されています!
台湾のかわいいものの写真もたくさんあるので、ぜひ旅行前に見てみてください!
十分で幻想的な天燈飛ばしをしてみよう
ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の、たくさんの光が浮かび上がってくる名シーンは、台湾・十分(じゅっふん)の天燈(ランタン)飛ばしをモデルにしています。(参考:台湾の十分でランタン上げをしてみた!九分、台北からの行き方・営業時間まとめ)
元は旧正月に願い事を書いて夜空に飛ばしていた行事ですが、今では年中体験できます。天燈には様々な色があり、それぞれ願い事の意味が違います。
Trippediaの発展を願って、しっかりと書きます。
午前は十分で、夕方からは九份で過ごすのが効率的なのですが、せっかくなら夜に飛ばしにきてください!
アクセス
台北駅から1時間半から2時間。「瑞芳」駅で台鉄平渓線に乗り換え「十分」駅で下車すぐ。十分と九份をまわれる現地ツアーもあるのでぜひ行ってみてくださいね。(参考:台北発 九份 日帰り観光ツアー&十分ランタン飛ばし体験 日本語での案内選択可)
まとめ
今回は九份を詳しくご紹介してみました!ご紹介したとおり、昼も夜もとにかく街並みが素敵なところなので、ぜひゆっくり訪問してみてください!雑貨店や飲茶など、いろんなお店に行くのも楽しいですよ♪
週末は混むので日程が調整できるようなら平日に行くことをオススメします!
それではお気をつけて。
台湾旅行の人気記事
▼台湾については下記の旅行記を書いています。これから計画を立てる人は参考にしてみてください。
【台湾旅行記】絶景、カフェ、雑貨めぐりもぜんぶ満喫。台湾カルチャーに染まる3泊4日の旅(前編)
▼出発前に確認!台湾旅行の持ち物リストはこちら
台湾旅行の持ち物チェックリスト!女性向けの必需品・便利なもの一覧
▼台湾旅行のモデルコースや旅費などをまとめた台湾旅行ガイドはこちら
海外に行くとき必須の海外旅行保険は、通常1人5000円~1万ほどかかります。
でもこの海外旅行保険を無料にする方法があって、CMでもお馴染みのエポスカード
- 年会費無料
- 出国から90日間保険適用
- ゴールドカード並みの手厚い補償内容で安心
- 2,000円分ポイントがもらえる
- 旅行の直前でも即日発行できる
- ツアー代金や旅行当日の電車賃を1円以上カードで払えば、保険が無料で適応される
空港に行く鉄道・バスのSuicaのチャージや、ツアー代金を1円でもクレジットカードで払えば無料で保険に入れます!
年会費・入会金無料で即日発行できるので、作った方がお得ですよね。1万円節約して、その分現地でのショッピングやグルメを楽しみましょう〜!
ラプンツェルってコムローイ祭りがモデルじゃないんでしょうか?
ばななさん
コメントありがとうございます!返信がかなり遅くなってしまってすみません!
コムローイ祭も有名ですよね!モデルのお祭りを気になって調べてみました。
どうやらコムローイ祭をモデルとしているサイトもあれば、Wikipediaではインドネシア辺りのお祭りの動画を見た監督が感動して、一番のシーンにした、ともあり、結局どれがモデルなんだ!という感じです。
似たようなお祭りがたくさんあるので、もしかしたらコムローイ祭の動画もあったかもしれません。
コムローイ祭もすごく楽しそうなので、世界一周の時に行く予定です。その時にはコムローイ祭のレポートも書くので、良ければまた見てください♪
コメントありがとうございました♪