パリの観光にミュージアムパスは欠かせません。ミュージアムパスはパリの複数の観光地に入れるフリーパスです。
ただ2日間が48ユーロと決して安くはありません。本当に買うべき?と悩んでる方も多いのではないでしょうか。
実はミュージアムパスは観光価格を得するだけではなく、さまざまなメリットがあります。
今回はミュージアムパスを購入するメリットからミュージアムパスで入れる場所、購入場所までまとめました。
これからパリに行かれる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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「ミュージアムパス」はパリの美術館の共通券
ミュージアムパスはパリの美術館・観光地に入れる共通券。ルーブル美術館やベルサイユ宮殿のなどの観光地に1枚のチケットで入れます。
値段は2日で48ユーロしますが一度ミュージアムパスを購入すれば、何度もチケットを買わずにパリの主要な観光地に入れてしまうんです。
料金
ミュージアムパスは2日・4日・6日の3種類があります。連続した日数で利用できます。
2日間券: 48€
4日間券: 62€
6日間券: 74€
主要な観光地でミュージアムパスで入れる場所
ミュージアムパスで入れる主要な観光地を集めてみました。1枚のチケットでこんなに入れるって、便利ですよね。
入場できる場所の一覧は記事の後半でまとめています。
・ルーブル美術館(15ユーロ)
・オルセー美術館(12ユーロ)
・ヴェルサイユ宮殿(18ユーロ)※庭園は別料金
・凱旋門(12ユーロ)
・ポンピドゥーセンター/国立近代美術館(14ユーロ)
・オランジュリー美術館(9ユーロ)
・ピカソ美術館(12.50ユーロ)
・ロダン美術館(10ユーロ)
※エッフェル塔とオペラ座にはミュージアムパスでは入れません。
購入場所
・パリの空港
・パリ市内の主要な観光地
・日本でもオンラインで購入可能
詳しい購入方法は、記事後半に記載しています。
使い方
・使う日にちと名前を記入
購入日と使いはじめる日にちは別でも問題ありません。
・ミュージアムパスを持って入場口に並ぶ
ミュージアムパスのバーコードをスキャンしてもらえ、中に入れます。
パリミュージアムパスを購入するメリット
メリット1:ミュージアムパス利用可能な施設には入り放題
一番のメリットは、入り放題なこと。パリの観光にはお金がかかります。しかしミュージアムパスを1枚持っていれば、利用可能な施設は入り放題。
観光にかかるお金を気にせずにまわれます。
たとえば凱旋門に昼と夜登る、ルーブル美術館に別日で2回入る、なども料金を気にせずできます。
凱旋門からはエッフェル塔がよく見えるので、昼間も夜もおすすめです。
メリット2:回数や行く場所によっては割安になる
ミュージアムパスを使って入る施設の場所や回数によっては、ふつうにチケットを買うよりもお得になります。
2日券(48ユーロ)で下記のスポットをめぐった場合、9ユーロお得です。
ルーブル美術館:15ユーロ
オルセー美術館:12ユーロ
ヴェルサイユ宮殿:18ユーロ
凱旋門:12ユーロ
メリット3:わざわざチケット購入の列に並ばなくていい
パリは世界でも有数の観光地。有名な美術館はチケットを購入するのにも1時間ほど並ぶこともあります。
ミュージアムパスは一度ミュージアムパスを購入してしまえば、チケットを購入する必要がありません。
ルーブル美術館はチケットの購入にたいてい30分以上並んでいます。そういったチケットの購入にわざわざ並ばなくていいのは、大きなメリット。
メリット4:ミュージアムパス専用の入り口があるところもある
チケット購入の列に並ばなくていいのに加えて、入場口もミュージアムパス専用の入口があり、普通に並ぶよりも早く入れるところもあります。
ルーブル美術館はミュージアムパス専用の入口がありますよ。
メリット5:トイレや休憩でも気軽に入れる
ミュージアムパスはパリのいたるところにある美術館に入れます。ふらっと美術館に立ち寄るのもいいですし、トイレや休憩がてらに立ち寄れるのもポイント高いです。
本当に買うべき?ミュージアムパスを買うべき人、買わない方がいい人
2日で4カ所まわる予定のある人は迷わず買うべき
下記のいずれかに当てはまる人はミュージアムパス買うべきでしょう。
ミュージアムパス適用の場所をたくさんまわる予定のある人
2日券で4カ所まわる予定のある人は迷わず買っていいでしょう。2日券で3カ所まわる予定の人は値段で見ると得ではないかもしれません。しかしチケット購入手間などを考えると、3カ所の人も買ってもいいと思います。
チケット購入に並ばず、パリでの時間を有効的に使いたい人
パリでの滞在時間があまりなくて時間を有効的に使いたい人も、ミュージアムパスの購入をおすすめします。
パリの観光地はどこも混んでいて、なかなか思い通りに観光できないことも多いです。ミュージアムパスは時間の節約に役立ちます。
ミュージアムパス適用の場所に1件、2件しか行かない人は買わなくてもいい
下記のいずれかに当てはまる人はミュージアムパスを買わなくてもいいかもしれません。
ミュージアムパス適用の場所に1件、2件しか行かない人
ミュージアムパス適用の場所に1件、2件しか行かない人はあまり得ではないので、ふつうのチケットを購入してもいいと思います。
パリで美術館をまわるのが1日の予定な人
そもそもですが、ミュージアムパスは2日券からしかないので、1日しか使う予定のない人はあまり得ではないです
パリミュージアムパスの買い方
パリのミュージアムパスは日本で買う方法と現地で買う方法があります。
2日券と4日券は割高だけれども日本でも買える
1000円ほど割高ですが、オンライン上で日本でも買えます。下記のサイトにアクセスして買えます。
出発の7営業日(土日祝日は数えません)までに申し込むようにしてください。現地でミュージアムパスを買うのが不安な方は、事前に日本で買っておくといいと思います。
オンラインで購入する場合の値段
・2日券 6800円
・4日券 8700円
上記の値段に加えて500円~800円ほどかかります。
安いのは現地での購入。パリでミュージアムパスを買える場所一覧
パリのミュージアムパスは主要な美術館で購入できます。また観光地近くのキオスクでも売っているところがあります。
主に購入できる場所は下記のところです。
・シャルル・ド・ゴール空港観光局インフォメーションセンター
・パリ市内観光局インフォメーションセンター
・ミュージアムパス使用可能美術館チケット購入窓口
・パリ市内各種チケット取扱店舗
パリに飛行機でやってきて、インフォメーションセンターが開いている場合は、空港で買ってしまうといいと思います。
ルーブル美術館やオルセー美術館はチケットの購入に1時間ほど並んでいることもよくあるので、ミュージアムパスは別のところで買うのがいいと思います。
シャルルドゴール空港でミュージアムパスを買える場所
・TERMINAL 1 TOURIST INFORMATION DESK(7:15~20:45)
・TERMINAL 2C TOURIST INFORMATION DESK(7:30~14:30)
・TERMINAL 2D TOURIST INFORMATION DESK(7:30~20:30)
・TERMINAL 2E TOURIST INFORMATION DESK(7:15~20:45)
・TERMINAL 2F TOURIST INFORMATION DESK(7:15~20:45)
https://en.parismuseumpass.com/rub-t-points-of-sale-3.htm?cat=6&type=3
オルリー空港でミュージアムパスを買える場所
・TERMINAL SUD TOURIST INFORMATION DESK(7:15~20:30)
・TERMINAL OUEST TOURIST INFORMATION DESK(7:15~20:30)
パリの主要観光地でミュージアムパスを買える場所
・ルーブル美術館
・オルセー美術館
・ロダン美術館
・凱旋門
・サントシャペル
・ポンピドゥーセンター
・ノートルダム大聖堂
・シネマ・ミュージアム
・装飾美術館
・コンシェルジュリー
・オランジェリー美術館
・美術工芸博物館
・クリュニー中世美術館
・パンテオン
・ドラクロワ記念館
・アンヴァリッド
・ニシム・カモンドー博物館
・ギメ美術館/東洋美術館
・ジャックシラク
・ユダヤ教芸術歴史博物
・ニシム・ド・カモンド美術館
※日本語サイトからはパリでの購入場所を見れないので、下記にアクセスして日本語訳してみてください。
現地での購入場所
ま主要観光地周辺のキオスクのような売店でも売っていることがあります。わたしたちはオルセー美術館チケット売り場近くにあるキオスクで6日間券を買いました。全然並ばずに買えたので狙い目だと思います。
パリのミュージアムパスで入れる場所と入れない場所
ミュージアムパスで入れる美術館・観光地一覧
ミュージアムパスで入れる美術館
ルーブル美術館(休:火)
オルセー美術館(休:月)
ポンピドゥーセンター/国立近代美術館(休:火)
オランジュリー美術館(休:火)
ピカソ美術館(休:月)
ロダン美術館(休:月)
クリュニー中世美術館(休:火)
ギュスタブ・モロー美術館(休:火)
ドラクロワ記念館(休:火)
ニシム・ド・カモンド美術館(休:月火)
ケ・ブランリー美術館(休:月)
ギメ美術館/東洋美術館(休:火)
アラブ世界研究所(休:月)
ユダヤ教芸術歴史博物館(休:月)
ファッションや装飾品も「芸術」
モード・テキスタイル博物館(休:不定期)
装飾芸術美術館(休:月)
ミュージアムパスで入れるパリを代表する建物
凱旋門
ノートルダム寺院の塔(ノートルダム大聖堂自体は無料で入れます)
ノートルダム寺院のクリプト(休:月)
パンテオン
コンシェルジュリー
サント・シャペル教会
贖罪教会(休:不定期)
下水道(休:木金)
ミュージアムパスで入れる博物館
軍事博物館/ナポレオンの墓
レリーフ地図の博物館(休:第1月曜)
建築・文化財博物館(休:月火)
レジスタンス解放博物館(休:第1月曜)
移民史博物館(休:月)
科学産業博物館/ラ・ヴィレット(休:月)
音楽博物館(休:月)
映画博物館(休:火)
広告博物館(休:月)
工芸院博物館(休:月)
パレ・ド・ラ・デクベルト(休:月)
パリ郊外でミュージアムパスを使って入れる場所
ヴェルサイユ宮殿とトリアノン(休:月)
フォンテーヌブロー城(休:火)
マルメゾン城(休:火)
ランブイエ城(休:火)
コンピエーニュ城
コンデ博物館/シャンティ城[火、毎年1月]
ヴァンセンヌ城
サンジェルマン・アン・レイ考古学博物館(休:火)
シャン城(休:火)
イヴリン県立モーリス・ドニ美術館[月]
メゾン・ラファイエット城(休:火)
ピエールフォン城
シャアリ修道院
ルネッサンス博物館/エクアン城(休:火)
セーブル陶磁器博物館(休:火)
サン・ドニ寺院
ポール・ロワイヤル博物館(休:火)
ムードン・ロダン記念館(休:月~木)
サヴォア邸(休:月)
航空宇宙博物館(休:月)
ミュージアムパスを使える施設の一覧は、下記のサイトからも確認できます。
パリ・ミュージアム・パス利用可能施設一覧
ミュージアムパスではエッフェル塔とオペラ座には入れない
パリの主要な観光地のほとんどに入れるミュージアムパスですが、エッフェル塔とオペラ座には入れません。
別料金がかかるので注意してください。
エッフェル塔は昼間は混んでいますが、朝一で行くとそんなに並ばずに登れますよ。
パリミュージアムパスの使い方
ミュージアムパスの使い方はとても簡単です。
①名前と日付を記入
使い始める日付と名前を記入します。
購入日と使い始める日にちは別でも問題ないので、使い始める日に記入するといいと思います。
②ミュージアムパスのバーコードをスキャンしてもらう
チケット買う列には並ばずに、入場口に並びます。ルーブル美術館の場合はミュージアムパス専用の列があるので、よく確認して
ください。
ミュージアムパスを見せるとバーコード部分をスキャンしてくれます。
ミュージアムパスを使う際の注意点
注意点1:チケット購入の手間は省け早く入れるけれども、それでも並ぶ
ミュージアムパスはチケット購入手間を省け、時間を短縮できます。ただルーブル美術館以外は、ミュージアムパス専用の入場口があるわけではなく、入場にかなり並ぶ場合も…
ルーブル、オルセー、ベルサイユはミュージアムパスを持っていても、朝早く行くことをおすすめします。
ベルサイユ宮殿はミュージアムパス専用の列がなく、入場に40分ほど並びました。
注意点2:同じ施設でも別料金の場合がある
ミュージアムパスを利用できる施設でも、施設内で別料金の場所もあります。
ベルサイユ宮殿はミュージアムパスで宮殿自体には入れますが、お庭には入れず別料金がかかりました。
注意点3:美術館は1日でそんなにまれない
入り放題と聞くとたくさんまわりたくなると思います。ただパリの美術館はとても大きく1日ではそんなにまわれません。
場所にもよるけれども、1日に2件ぐらいしか美術館はまわれないかなと。
2日で4件以上まわらないと値段的には損してしまうので、そんなに件数をまわる予定がない人は買わないのも手かと思います。
ミュージアムパスを買わない場合は、朝早く行くとそんなに並ばずに済みますよ。
パリでのお買い物はクレジットカードがおすすめ
ミュージアムパスやチケット、お土産など、パリでのお買い物は現金よりもクレジットカードがおすすめ。
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それではよい旅を!
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