ドル札やユーロ、ウォンなどを両替するならば、少しでも手数料をおさえて外貨両替をしたいと思っていませんか?
確かに手数料をおさえて換金する方法もありますが、各両替の方法にはメリット・デメリットがあります。
今回は海外旅行の両替に関する基本的なことから、役立つことまでどこよりも分かりやすく解説します。
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1.ドル・ユーロは現地よりも日本で両替する方がお得!
ドルとユーロは必ず日本で両替していきましょう。現地では日本円の需要がないため、日本よりも現地で両替したほうが手数料が高くなってしまいます。ドル、ユーロに両替する人は必ず日本でしていきましょう。
逆にドル・ユーロ以外だと、日本よりも現地で両替したほうが手数料が安くなる場合もあります。
空港での両替は手数料が高めで混雑しがち
ドルの両替はもちろん空港でもできますが、他の両替の方法に比べて手数料が高くなりがちです。出発までにまだ日数がある人は予め両替してからいくことをおすすめします。
また、空港での両替は混雑しがちなので、空港でおこないたいと思っている人は少し余裕をもって向かうといいでしょう。
ドルやユーロなど外貨両替する4つの方法
1.手数料が安くなる!金券ショップでの両替
有名な大黒屋などの金券ショップでは、銀行や郵便局での両替よりも少し手数料が安く両替することができます。ただし、どうして安く両替ができるかというと、金種が選べずに、100ドル札での両替のみになることが多いためです。まとめて両替するかわりに、手数料をおさえているのですね。
100ドル札でもかまわないという人はいいですが、海外ではなかなか100ドル札を使う機会がなく、多くのおつりを用意していないお店もあります。そのため、100ドル札だけで海外に行くというのはあまりおすすめではありません。
手数料
銀行よりも1ドルあたり0.5円から1円手数料が安くなります。5万円分をドルに両替すると、銀行での両替と比べて、最高で500円分の差がでます。
両替方法
金券ショップで両替したい金額を言えば、両替をすることができます。金種を選ぶこともないので、すぐに取引ができます。
2.素早くできて、細かいお札にも換金してくれる、銀行
銀行での両替は、筆者がいちばんおすすめしている両替方法です。なぜかというと、素早くできて、細かい単位のお札で両替してくれるためです。ただコロナ禍の影響で銀行で両替できる店舗がなくなってきています。
手数料ってどのくらいかかるの?と思う方もいれませんが、1ドルあたりおよそ3円かかります。5万円分をドルに両替するとおよそ1500円手数料にかかるイメージです。
手数料
よく大手の銀行の中でも、みずほ銀行でやったほうが安い!や三井住友の方がいい!という話を聞きますが、ほとんど変わりません。どの程度変わらないかというと、10万円をドルに両替しても30円の差がある程度です。
というのも手数料でかかる金額の違いが銭の単位でしか変わらないためです。10万円両替して30円しか変わらないのなら、どこでやっても変わりませんよね?
ちなみに、自分が口座をもっていない銀行でも両替ができます。両替するときには、現金であればクレジットカードや通帳は必要ありません。
両替の方法
銀行での両替といっても、すべての店舗でできるわけではありません。まずは各銀行のホームページから、どこの店舗だと両替が可能か確認をしてください。
参考:三菱東京UFJ|外貨両替の窓口のご利用とお取引内容について
参考:よくある質問 外貨両替はできますか|SMBC信託銀行
行く店舗が決まれば、後は簡単です。店舗についたら、「〇円をドルにかえたいです」「〇ドル分にかえてください」というように円かドルで両替したい金額を店員さんに伝えてください。
そうすると簡単な書類を渡されるので、記入すべきことを教えてもらい、記入していきましょう。店舗に行っていきなり書類を書いてくださいと言われても、分からない場合はまずは窓口でいくら両替したいのか伝えてくだささい。
銀行によっては細かくお札の単位まで指定できます。ドルにかえる場合は20ドル、10ドルを多めに持っていくのがいいでしょう。100ドル札のような大きな単位は偽札だと疑われることもありますし、大きな金額をまとめて持つのはいいことではないです。
ぜひ20ドル、10ドル札を多めにと伝えてください。
必要な書類に記入し終わればすぐに両替をおこなってくれます。都心の店舗でも5分足らずで両替ができるため、とても便利です。
各銀行のちがい
手数料よりも、銀行によっては細かく紙幣を選べるかどうか変わってきます。
例えば、三菱東京UFJの外貨両替は外貨両替用のATMがあるところもあって便利ですが、100ドル、300ドル、500ドルというパックからしか選ぶことができません。(窓口だと細かい対応も可能です)
逆にみずほ銀行だと、10ドル札を〇枚、20ドル札を〇枚など、細かく指定をすることができます。
また、三菱東京UFJは外貨両替に対応している店舗数は多いですが、平日のみの営業で16:00までです。みずほと三井住友は土日も対応していて、18:30や19:00まで営業しています。
引用:ドルと円の両替はどこでするのが一番おすすめ?手数料の一番安い方法調べてみました。
3.手間をかけてもいい人は、手数料が大幅に安くなるFX
FXは確かに手数料を安くすませることができますが、FXで取引をするための口座を開設したり、審査があったりします。なので、必然的に出発の2週間ほど前からと、時間のある人でないとFXでの両替をすることはできません。
また、口座の開設や取引に少し手間もかかるので、手間をかけてでもどうしても手数料を安くしたいという人や、高額を両替する人にはおすすすめの両替方法です。
手数料
1ドルあたりの手数料が20銭ほどで済みます。
例えば、5万円をドルに両替したとき、一般的な銀行でかかる手数料は1500円です。(手数料3円)
同じように5万円をFXでドルに両替したとします。そうするとかかる手数料はおよそ700円です。(取引手数料は200円プラス空港受け取り手数料500円)
両替方法
外貨両替に対応しているFXをさがします。以下の、マネーパートナーズという企業は、取引で両替したお金を空港で受取ることができるサービス(成田空港・羽田空港・関空・中部空港)をおこなっているため、人気です。
参考:マネーパートナーズ
申請してから1週間ほどで口座が開設し、取引ができるようになります。日本円で入金してから、通貨と金額を入力します。
取引後は、空港の受け取り窓口で両替したドルを手に入れることができます。成田空港での受け取りは、毎営業日9:00~18:00と時間が短いので注意してください。
4.地方の人におすすめ!対応している店舗数の多い、郵便局での両替
※郵便局での外貨両替は2020年に終了しています。
大手の銀行で外貨両替をできるところは、都心に集中してしまします。なので、地方に住んでいて空港に行く前に両替したい人は郵便局での両替がおすすめです。
手数料
銀行と変わらないか、若干高めです。高めと言っても、1ドルあたり5銭ほどしか変わらないため、大きな差はありません。
両替の仕方
銀行と同じように窓口でおこないます。両替用の用紙を記入することになりますが、わからない場合は店員さんが丁寧に教えてくれるため、安心です。
また銀行同様、金種を選ぶこともできるので、10ドルと20ドルを多めにしてほしいと伝えます。特別に持っていくべきものなどはありません。
海外旅行にはクレジットカードも持っていくべき
現金ももちろんですが、海外旅行には必ずクレジットカードを持って行ってください。
海外旅行ではどんなトラブルがあるか分かりません。不測の出費がある場合に対応できるクレジットカードを持っておくと安心です。
・急な出費に対応できる
・巨額の現金を持ち歩かなくていい
・ドルやユーロなど、現地通貨を使い切ってしまった後も、両替せずに買い物できる。
また盗難やカードが使えなかった場合も想定して、クレジットカードは複数枚持っていくようにしましょう。
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まとめ
外貨の両替に関するメリットやデメリットを伝えてきましたが、いかがでしたか。お金に関することなので、あまり手数料の安さにこだわりすぎず安心して両替ができるところでおこなうのも大切だと思います。
楽しい旅行の前に、しっかりと必要な金額を両替して、安心して出発してください!それではよい旅を!
海外に行くとき必須の海外旅行保険は、通常1人5000円~1万ほどかかります。
でもこの海外旅行保険を無料にする方法があって、CMでもお馴染みのエポスカードを利用するだけで、三井住友海上火災の手厚い保障を受けられます。
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