チェスキークルムロフはチェコのボヘミア地方にあり、街全体が世界遺産として認定されています。どこを見渡してもかわいらしいこの街は、1度来たらとりこになってしまうこと間違いなしです。
今回はたくさんの写真とともに、チェスキークルムロフの魅力を紹介しますよ。詳しい行き方なども解説しているので、これから行ってみようと思う方はぜひ参考にしてみてください。
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絵本の中の世界のようなチェスキークルムロフの魅力
オレンジ色の屋根とパステルカラーで統一された街並み
チェスキークルムロフの魅力は、なんといってもかわいらしい街並みです。少し高い丘から街を見下ろすと、統一されたオレンジ色の屋根が目に入ります。
世界にかわいらしい街というのは、たくさんあるかもしれませんが、チェスキークルムロフは世界中の街の中でも不思議な魅力をもっています。
小さな街の中には、黄色、オレンジ、きみどり、水色、などかわいらしいおうちが並びますが、どこもパステルカラーで統一感があるのも特徴。街の中はどこを見渡しても、かわいい。
曲がり角の先には、どんな景色が待っているのかわくわくしてしまいます。カラフルな街は、どこを切り取ってもおしゃれ。たくさん写真におさめたくなること間違いなしです。
おとぎ話にでてきそうな、街のシンボル「クルムロフ城」
チェスキークルムロフにはお城もあります。このお城の塔には、実際に登ることもできますよ。
塔の上からはチェスキークルムロフにあるオレンジ色の屋根たちを見下ろせます。
チェコののどかな風景。チェスキークルムロフは自然に囲まれているため、時間の流れがとてもゆったりに感じます。
チェスキークルムロフにはかわいらしい雑貨店・お土産屋さんもたくさん
チェスキークルムロフは小さな街ですが、レストランやお土産屋さんもたくさんあります。
チェスキークルムロフの街並みを再現した、かわいらしい置物を見つけました。
陶器でできた小さな置物ですが、実際にチェスキークルムロフにある建物を再現して作っているようです。いつもチェスキークルムロフの街並みを思い出せるので、お気に入りのお土産です。
レストランやカフェも豊富。蒸しパンのような触感のチェコ名物クネドリーキをいただきました。
ホテルに泊まってゆっくり滞在もできる
わたしは2度、プラハから日帰りでチェスキークルムロフに行ったことがありますが、チェスキークルムロフにホテルもあるので、泊まってゆっくり滞在もできます。
ホテルもチェスキークルムロフの街並みに合って、かわいらしいですね。
ここだけは見ておきたい!チェスキークルムロフの観光地3選
チェスキークルムロフはとても小さな街なので、3時間ほどあれば街を一通り見て回れます。
とにかく街並みが魅力なので、あてもなく気の向くままに好きな方向に歩いていくのが楽しい場所ですが、ここだけは見ておくべきという場所を3か所紹介します。
1.チェスキークルムロフの中心地。かわいい建物に囲まれた「スヴォルノステイ広場」
スヴォルノステイ広場はチェスキークルムロフの中心地にある広場です。
この広場の魅力は、かわいい建物に囲まれているところです。通り道もいいですが、四方かわいい建物に囲まれるのは、至福です。
見渡す限りパステルカラーの建物に囲まれた広場は必見です。
2.塔に登って街を見渡せる「チェスキークルムロフ城」
チェスキークルムロフに来たら、せっかくなのでチェスキークルムロフ城の塔に登ることをおすすめします。
小さな螺旋階段を登っていくと、塔の頂上に到着。チェスキークルムロフの街だけではなくて、遠くの風景も一望できます。
料金
・大人 250円ほど
塔に登れる時間
季節によって定休日や塔に登れる時間が異なるので、注意してください。
・1月3日~3月31日
定休日:月曜日
時間:09:00~15:15
・4月1日~5月31日
定休日:なし
時間:09:00~16:15
・6月1日~8月31日
定休日:なし
時間:09:00~17:15
・9月1日~10月31日
定休日:なし
時間:09:00~16:15
・1月11日~12月22日
定休日:月曜日
時間:09:00~15:15
参考:Opening hours|Český Krumlov Castle
また、この塔はあまり時間や曜日通りの営業ではないようです。行ってみないとやっているかどうか分からないことが多いようなので、登れないこともあると思って行かれるといいと思います。
チェスキークルムロフ城の見学
塔の他に、お城の中を見ることができるツアーもあります。ツアーは2種類あり、各ツアー55分ほどのものなので、もしチェスキークルムロフにゆっくりいることができる人は、参加してみるのもいいでしょう。
◆ツアー1
バロック、ロココ、ルネッサンスなど、いろいろな様式の中世の部屋を見れる
・時間
1月4日~5月31日:09:00~16:00
6月1日~8月31日:09:00~17:00
9月1日~10月31日:09:00~16:00
・定休日:月曜日
・料金
大人 1300円ほど
◆ツアー2
1700年代にチェスキークルムロフの街とお城を相続し、お城をバロック様式に改築した、シュヴァルツェンベルク家にフォーカスしたツアー。
・時間
1月4日~5月31日:09:00~16:00
6月1日~8月31日:09:00~17:00
9月1日~10月31日:09:00~16:00
・定休日:月曜日
・料金
大人 1200円ほど
3.聖ヴィート教会
スヴォルノステイ広場の近くにある教会です。
自由に中に入ることができるので、スヴォルノステイ広場にきたらぜひ寄ってみましょう。
プラハからチェスキークルムロフへの行き方
プラハからチェスキークルムロフに行くにはバスと電車の2種類があります。乗換などの必要がないバスの方が人気の傾向があります。
あまり体力を使わずに楽に行きたいという方は、バスがおすすめです。プラハから現地ツアーに参加するのもおすすめなので行き方を紹介しますね。
ちなみにプラハの観光については、別の記事にまとめているので、以下のリンクからご確認ください。
参考:プラハの観光地9選|いますぐ行きたくなるおとぎの街の魅力とは?
移動が不安な場合はプラハからの現地ツアー
プラハから電車やバスで行くのが不安な方は、プラハ発の現地ツアーで行くのがおすすめ。海外のバスや電車はよく運休になることも多いので、確実に行きたい人は現地ツアーに参加して連れて行ってもらうのがベストです。
参考:プラハ発 世界遺産の街チェスキー クルムロフ日帰り観光ツアー 13,928円
こちらのKKdayというサイトは世界中の現地ツアーを取り扱っているので、チェコに行く時はぜひチェックしてみてくださいね。私たちもサポート体制を信頼していて海外ではよく使っています。
チェスキークルムロフまでバスで行く場合
バスで行く場合は必ず予約をする
・STUDENT AGENCY というサイトでの予約
Na Knížecíというバスターミナルから出発し、Český Krumlov, ANまでのチケットを購入します。
旧市街地から近い、Český Krumlov,Špičákで降りる人も多いですが、帰りはČeský Krumlov, ANからしかプラハ行きのバスがないので、注意してください。
・英語が不安な方は「みゅう」からでも予約可能
英語が不安な方は、「みゅう」からでもプラハ発 チェスキー・クルムロフ行き路線バスを予約できます。
日本語サイトで予約をしたいという方は、こちらから予約をしてください。
プラハ発 チェスキー・クルムロフ行き路線バス
チェスキークルムロフまで鉄道で行く場合
チェスキークルムロフへは鉄道でも行くことができます。プラハからチェスキークルムロフに鉄道で行くには、プラハからいったんチェスキー・ブディヨヴィツェ駅という駅まで行き、乗換が必要です。チェスキークルムロフ駅まで電車で行き、そこから少しだけバスに乗ります。
1.まずは乗る鉄道の時間を調べる
チェコ国鉄のサイトにいき、まずはFROMに「Praha」、Toに「Český Krumlov」と入れ、実際に行く日にち、時間まで入力します。
時間はおよそ3時間ほどかかるので、逆算して着きたい時間の3時間前を入れてみましょう。
そうすると乗れる列車の時刻が出てきます。
2.プラハの駅でチケットを購入する
プラハの駅で調べたチケットを購入します。言葉が不安な方は乗りたい時刻や行先をメモして見せましょう。
料金は片道およそ、1300円でした。
3.プラハからチェスキー・ブディヨヴィツェ駅へ
いよいよ列車に乗ります。プラハからチェスキー・ブディヨヴィツェ駅までは、こんなかわいい客車に乗りました。
この客車とっても最高なことに、個室になっているんです!
シートも広々していて、のどかな景色を眺めながら、快適な旅ができますよ。わたしたちが行ったのが冬だったからか、車内はまったく混んでおらず、ふたりで広い個室を使えました。
4.チェスキー・ブディヨヴィツェ駅で乗り換える
チェスキー・ブディヨヴィツェ駅で乗り換えます。次に乗ったのはこんな電車でした。
この路線は森の中を駆け巡っていく、景色がすばらしい路線なので、窓の外を眺めているだけでも楽しいです。
5.チェスキークルムロフ駅でバスに乗る
チェスキークルムロフ駅に着きました。チェスキークルムロフまでは、あともう少し。ここからバスに乗ります。
バス停の行先表示をよく確認し、乗るときにはバスの運転手さんにも行先を確認しましょう。
おまけ:ウィーンからチェスキークルムロフはあまりアクセスがよくない
ウィーンからチェスキークルムロフに行きたいという方もいると思いますが、直行のバスはありません。
列車で行くと乗り継ぎが多く、5時間ほどかかってしまいます。数人の乗り合いでバスをチャーターしていくと、3時間ほどで行けるので、どうしてもウィーンから行きたい方は、この方法がおすすめです。
チェスキークルムロフを楽しく観光するために知っておきたい3つのこと
1.気温は低め。秋・冬に行く人は防寒対策を
チェコ以外の国からチェスキークルムロフに来る人も多いかもしれませんが、周りの都市と比べてチェスキークルムロフは気温が低めです。
観光も街歩きがメインとなり、ずっと外にいることになるので、防寒対策は必須。マフラー、ニット帽、手袋は必ず持っていきましょう。
2.大きい荷物はないほうがいい
チェスキークルムロフは石畳の街で、坂道が多いのが特徴です。スーツケースや大きな荷物をもって観光するのは大変です。
チェスキークルムロフに泊まるという方はしょうがないですが、日帰りで行く方はできるだけ身軽にしていきましょう。
3.帰りのバスの乗り場はしっかり把握しておく
到着時に降りたバス停と帰りに乗るバス停が違う場合があります。帰りに乗ろうと思っていた時間が迫っているのにバス停が見つからないと焦ります。
わたしたちも、帰りのバス停を把握しておかなかったため、帰りはずいぶん焦りました。
チェスキークルムロフに到着時に、必ず帰りのバス停もチェックしておきましょう。
まとめ:プラハから日帰りでもチェスキークルムロフは十分楽しめる
プラハから日帰りでも、チェスキークルムロフは十分に楽しめます。
決してアクセスがいいわけではありませんが、チェスキークルムロフはまたプラハとは違った街並みで行く価値のあるところだと思います。
ぜひ、チェスキークルムロフまで足をのばしてショートトリップを楽しんでください。
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